Maymaum’story   2018年 6月赤印はお休み  

6月7日は母親大会記念日

1955年のこの日、東京・豊島公会堂で第1回母親大会が開催されました。

「生命を生みだす母親は、生命を育て、生命を守ることをのぞみます」のスローガンの下に、生命と暮らし、子供と教育、平和、女性の地位向上等に関する分科会や講演会等が開催されます。

そこで、今月は〝母親〟の〝母〟という漢字に関する雑学をうんちく王・雑学王の豆知識大全集より抜粋させて頂きました。

「母屋」は、「おもや」と読める人は多いかと…。母屋は、屋敷の中心となる建物のことですが、「父屋」と書かないのは、家事を取り仕切り子供を育てるのが母親であり、家の中心にいるというイメージから「母屋」と書くようにしたのかも知れませんね。

手書きで「母」と書くとき、中の点と点をつなげて「毋」と書く人は少なくないようですが、「毋」という漢字は「母」とは別に存在しているため、本当は間違った字を書いていることになります。「毋」は、音読みでは「ぶ」または「む」と読み、訓読みでは「なかれ(毋れ)」や「ない(毋い)」と読み、「~してはいけない」という意味です。という訳で、「母」と「毋」は違う字なので、「毒」という漢字の下の部分を「母」と書く人はいないかとは思われますが…。ちなみに、「毒」は生きることを「毋」(損なう・邪魔する)という意味から生まれたという説があります。

 むかしは、毎も海も母の中の「、、」は点々のままだった。旧字体から今の新しい字体に変わるとき、中の点々を一本につなげることになった。ただし、「母」の字だけはその意味合いを尊重して「、、」をそのまま残したのだそうです。

それでは、拇印などで使われている「拇」ですが、「拇」が一文字の場合はどのような読み方になるのでしょう?「拇指」と書いた場合は「ぼし」と読み「親指」のことを指すのですが、「拇」を一文字で書いた場合も「おやゆび」と読みます。

 なお、「母刀自」と書く言葉もあるのですが、これは「ははとじ」と読み、「刀」が入ってはいますが母を敬って言う語です。

漢字の意味合いなどを探ってみると、意外な由来や思わず「なるほど」と納得するような発見をしたり、間違って使っていたことを知ることも少なくありません。

今月は父の日がありますが母親大会記念日が目に留まったのでこちらに致しました。では、7月号にて