Maymaum’story   2015年 6月    □印はお休みです

 

6月18日はおにぎりの日です。

町内の遺跡で日本最古の「おにぎりの化石」が発見されたことから「おにぎりの里」として町起こしをしている石川県鹿西町(現 中能登町)が制定。

 

おにぎりの定義

おにぎり(おむすび、にぎり、むすび)とは、炊飯米のみまたは、炊飯米と何らかの具材を組み合わせた料理を指します。従来のおにぎりだけでなく、具材を中に入れて炊飯米で包む料理もすべておにぎりです。

表記としてのおにぎり

日本おにぎり協会では、「おむすび」でなく「おにぎり」と呼びます。NHKのおにぎり調査の結果からも「おむすび」と「おにぎり」は地区や形状によって名前が変わるということが分かっています。そして、NHKのアンケート調査によると約90%の人が「おにぎり」と読んでいることが分かりました。そのため、日本おにぎり協会では「おにぎり」と呼ぶべきだと考えているそうです

 

おにぎりが初めて食べられたのは?

弥生時代後期の遺跡である「チャノバタケ遺跡(石川県)」から、おにぎりと思われる米粒の塊(炭化したもの)が出土しています。また、この炭化米には人間の指によって握られた形跡発見されていて、当時最古のおにぎりとして話題になりました。その後の研究では、炊かれて握られたものというよりは、おそらく蒸された後に焼かれたものとされ、ちまき(粽)に近いものとされています。そのため、おにぎりが初めて食べられたのは、弥生時代後期というのが、現段階で分かっていることだそうです。

しっとり? パリパリ?

現在、コンビニで販売しているおにぎりは「パリパリ」家庭で作るおにぎりは「しっとり」というケースが多いようです。「パリパリ」と「しっとり」で何が違うかというと、栄養分などに違いはありません。違いが出るのは「食感」「色合い」「風味」の3点です。おにぎりを食べる直前に海苔を巻いたほうが、海苔本来の食感・色合い・風味を感じることができます。「おむすびの日」が1月17日。「おにぎりの日」は6月18日となっています。因みに私はパリパリ派で具は梅なのですが周りはしっとり派が多いです。ではでは、7月号で