Maymaum’story   2015年10月    □印はお休みです

連休あります

10月18日は統計の日

1973(昭和48)年7月3日の閣議で決定。

1879(明治12)年9月24日(新暦10月18日)、

国民に統計の重要性を知ってもらうための記念日。

今年は、国内の人口や世帯の実態を明らかにするため統計法という法律に基づいて、5年に一度の国勢調査が実施されています。

国勢調査は、日本国内に住むすべての人と世帯を対象とする、国の最も重要な統計調査です。
国勢調査の結果は福祉施策や生活環境整備、災害対策など、日本の未来をつくるために欠かせない様々な施策の計画策定などに利用されます。そもそも、統計とはどんな意味なのでしょう?

「人生」を一言で説明するくらい難しいです。一説によると「統計」の定義は数百もあると言われているそうです。「統計とは何か」を突き詰めなくても、基本的なことさえ知っておけば「統計」を使うのに不自由はしません。「統計」っていうのは簡単に言えば「何かの集まりについて、全体の様子を表す数」ということでポイントは、「集まり」(集団)の傾向や性質を表すための「数」

いま、世の中にはいろいろな統計があふれています。テレビ、新聞、インターネット、本や雑誌…どこでも統計が利用されています。

 統計は、客観的で説得力があり、物事を比較・分析したり、将来を予測するのにとても便利です。世の中の統計の多くは、そのように使われています。

でも、統計の持つそういう力も、正しい使われ方でなければ、人々を誤解させたり、混乱させたりするものです。

 統計を作るときの注意が足りなかったためにあまり信頼できない統計とか、作った人には悪気(わるぎ)がなくても、それを見た人が誤解しがちなものもあります。

ウソとまでは言えないにしても、統計を見せる側に都合よく使われている統計だって見かけます。

何かを判断するときに統計を参考にするというのは、とてもよいことです。

だからといって、何でもかんでも頭から統計を信じてよいわけでもありません。

「統計は判断の代わりにならない」そんな言葉を残したアメリカの政治家もいました。

 統計を作るとき、使うとき、見るとき、だれもがひっかかりやすい「落としアナ」があるのです。            参考文献 総務省統計局HPより