Maymaum’story 2017年10月 ○印はお休み連休あります

                      

先月号でも取り上げましたが、2019年(平成31年)から元号が変わります。実は2020年の東京オリンピックの年は、すでに新元号2年目。今月は元号の決められ方を調べてみました。

昭和64年1月7日 午前6時33分 昭和天皇崩御

同日正午 元号に関する懇談会 政府の有職者8人と衆参の正副議長4人で行われます。元号については早くから東大名誉教授(有職者ら)により案が練られておりました。総理大臣に報告⇒全閣僚会議で協議⇒午後の臨時閣議⇒新天皇に上奏そして公布となります。

新元号は遅くても半年前までには公表されるようです。まずは「平成」という年号がどのような決め方で定められたのかを解説します。この「平成」には、「内外、天地とも平和が達成される」という意味が込められています。ちなみに「平成」以外には「修文」と「正化」という年号が候補にあがっていたそうですが、ローマ字表記した場合に「昭和と同じSになる」という理由から「平成」が選ばれることとなりました。

具体的な年号の決め方は存在しませんが、以下のような元号の選定条件は存在しています。

1.国民の理想としてふさわしいような、よい意味を持つものであること。

2.漢字2文字であること。
3.書きやすいこと。
4.読みやすいこと。
5.これまでに元号または送り仮名として用いられたものでないこと。

6.俗用されているものでないこと。続いては新元号の候補についてです。まだ具体的な新元号の候補は挙がっていませんが、過去の傾向からネット上では色々な憶測が飛び交っています。日本がこれまで定めてきた元号の中でも1番使われた漢字が「永」であり、29回も登場しています。続いて「天」が27回、「元」が27回、「治」が21回となります。このため「永」「天」「元」「治」あたりの漢字が使用して新元号を定めるのではないかと予測されています。

生前退位が初めての事なのでアルファベット表記にした場合1番目のA。一番使われた漢字から「安永」繁栄から「安栄」これからの未来が明るくなるよう「安明」と私は予測しました。どうでしょうか? しかし、元号が定められる場合は、噂や報道などで大衆に知られている元号は候補から外されるそうです。